【危険物だけではもったいない】化学屋の視点で見る資格の難易度

資格雑記

危険物以外にも活かせる化学専門のアドバンテージ

危険物取扱者、それも甲種——大学で化学を学んだら、とりあえず取る人も多いかと思います。化学の単位を取っていれば受験資格があるし、化学・物理の基礎力と具体的な化合物の知識をベースにすれば取れてしまうしかくです。

でも、化学屋が危険物甲種だけで終わるのはもったいない!

と私は思っています。

その理由は、

  • 危険物法律分野(消防性)の勉強で、法務の勉強を経験したこと
  • 危険物を網羅的に学べたことで証明された、特定分野の構造的な理解力

この2つが他の資格取得にとても役に立つからです。

本記事では、化学専門の視点、危険物取扱者甲種の視点から最近取ったIT系資格を含めた各資格や試験の主観的難易度を比較してみます。

危険物甲種だけで終わらず、他の手頃に取れそうな資格にもチャレンジしてみようかなって方、ぜひご参考にされてみてください。

化学屋が考えた資格の難易度表

Webサイト「資格の取り方」様では資格の難易度を偏差値として数値化されています。とても参考になるし、

私もよく読ませてもらっていますが、化学を学び危険物甲種取扱甲種に合格した人からするとこのサイト掲載の偏差値は、体感する実際の難しさとは一致しません。

化学(科学)の基礎体力に加えて、先述の「法務の勉強経験」と「構造的な理解力」があれば、関係なさそうな他分野の資格の難易度は基本的に下がります。

「資格の取り方」様から引用した偏差値と上記アドバンテージを考慮した化学屋が感じる難易度の比較を表にまとめます。

その基準として次の2つを採用します。

  • 甲種危険物取扱者:偏差値55 「法務の勉強経験」「構造的な理解力」の証明に必要な数値として採用
  • 漢字検定準1級:偏差値59 上述のアドバンテージがほとんど活かせないので、体感難易度が変わらないため採用

【化学屋の資格難易度表】

取得済資格名偏差値化学屋偏差値コメント
甲種危険物取扱者5555本記事の基準。受験資格前提の出題難易度と初見の法律学習があり妥当な偏差値
漢字検定準1級5959この表の基準その2。
知的財産管理技能士2級5149法務の勉強経験が活きる。特許法等の「要件と効果」は自然科学の定理と同様で、構造理解から論理的に解きやすい
ITパスポート4542カタカナ語の暗記に見えて、実は概念・アルゴリズムの構造理解で短期攻略可能
情報セキュリティマネジメント50※146ITの基礎力+セキュリティの構造理解で短期攻略可能
TOEIC 700点5755化学の学習や研究で必須の英語。基礎体力がTOEICでも活きる
TOEIC 820点62※262無勉強から700点を取る努力と700点から820点に上げる労力は等しい。漢検準1級よりは難
歴史能力検定3級(日本史)4138高校日本史をストーリーで構造理解するだけ。図解雑学日本史を一冊読めばクリア。ITパスポートより易

※ 資格名に貼ったリンクは関連する過去記事です。

※1 引用元「資格の取り方」様(https://shikaku-fan.net/)に無記載のため、ITパスポートの45を基準とした一般的に言われている数値

※2 Webサイト「イングルート」様(https://english-route.com/toeic-820/)より引用

専門分野×資格取得=他分野学習の基礎体力

いかがでしょうか。多方面の資格難易度が、体感的には下がることがおわかり頂けたかと思います。

化学を学習し、危険物取扱者甲種を取得することは、他分野学習の基礎体力作りとなり次の資格へのステップアップとなります。

危険物取扱者に限らず、他の資格であっても何かひとつ武器として持っている方には同様のことが言えるはずです。

そこで、このAI時代においてITの勉強でもしようかなと思っている方、ITパスポートと情報セキュリティマネジメントはおすすめです!

過去記事でそれぞれの学習方法を紹介していますので、興味を持たれた方は一読頂ければ幸いです。

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