子育ては学習機会の宝庫 忙しさを理由にやらないのはもったいない
子育て——大変ですよね!
特に赤ちゃん以上、児童未満の未就学児。いっぱいしゃべるし、はしゃぎまくるし、うるさくて、わがままで……仕事がない日も心から休まる日はありませんね。
そんな中で、「資格の勉強をしよう」と思うことは大変です。大変ですが、なぜ資格を取るのか、それを考えた時、きっと答えの一つは「将来の豊かな生活のため」であり、その中心に居るのは我が子ではないでしょうか。
私はそんな風に考えています。だから、男の子と女の子、二人の未就学児を育てながら、ITの勉強を初心者からスタートして、ITパスポートに1ヶ月間の学習期間で合格しました。ITパスポートに合格した時点で、二人は5歳と3歳、毎日が大騒ぎです。それでも学習を継続させ、続けて情報セキュリティマネジメントも一発合格できました。
この記事では忙しい子育ての毎日でも資格の勉強ってできちゃうよ、それどころか実は子育てって勉強の機会、実践の場にもなるものなんだ——と自分自身が振り返って気づいたことを「3つの習慣」として紹介します。
IT資格勉強で実践した3つの習慣
習慣1:寝かしつけしたら自分も寝る!早朝は学習のゴールデンタイム
学生の頃であれば、試験直前ともなれば何時間も集中して机に向かい自分だけの学習時間を好きなだけ確保できましたね。しかし、仕事が休みでも子育てに休みはありません。休日だからといって子どもを何時間も放置して学習に没頭すること、無理ですよね。
じゃあ子どもを寝かしつけて夜やるって方法もありますが、まだまだ夜泣きをすることもあれば、「なんでまだ起きてるん?一緒に寝てよー」などと言う子に構っていたら、「いつ勉強させてくれるんだ、早く寝てくれ」と焦るしイライラする原因になります。
なので、もう子どもの寝かしつけと一緒に自分も寝る! 朝早く起きる! 単純ながら最強の習慣です。
うちの子は中々寝ないので22時くらいまでぐずぐずだらだらしますが、自分も22時に寝てしまいます。翌朝、4時か遅くとも5時には起きて、子どもが起きるまでの2時間弱のうち家事や身支度を済ませた上でがっつり1時間勉強に当てることができます。この平日朝の1時間は、休日の日中には得られない最高に集中できるゴールデンタイムです。
働き盛りの大人が自発的に毎日22時に就寝することは中々ないと思います。子どもの寝かしつけをきっかけに朝の学習時間を能動的に作る、子育て中ならではの学習スタイルで習慣化しやすくおすすめです。
習慣2:子どもの「ユーチューブがバグった!」を学習の機会と捉える
本記事のタイトルにもある具体的な実践例です。
うちでは子どもにキッズ用タブレット端末を与えて、YouTubeや子ども向けアプリをある程度自由にやらせています。
なので、自分が学習に没頭していても、しょっちゅう「ユーチューブがバグった!」「見たいのに見れれないよ!なおしてよ!」とタブレットを顔に押し付けてきます。
これはITの勉強をしている中では、邪魔ではなく絶好のチャンスです。子どもの「バグった」「見れれない(原文ママ笑)」に本気で向き合い対応することで、タブレット端末に発生した技術的な問題についてこれまで学習した内容がどれだけ通用するか試すことができます。
子どもが言う「バグった」が何を意味するのか、フリーズして動かいないのか、読み込み中から先に進まないのか等、状態を明確にします。
その上で、端末のメモリ・Wi-Fi(LAN)・ルーターといった機器の問題、誤操作や本人の勘違いといった人的問題に切り分けて考え答えを出します。
結局、あるあるなのは次のようなものです。バックグラウンドでアプリを多重起動してユーチューブアプリ自体が重くなっていたり、Wi-Fi通信が意図せずオフにされていたりします。ごくごく簡単な問題解決の実践ですが、ITの学習内容を身近な日常の中で考える良い機会になってくれます。
また同時に、「ユーチューブを見るときは使っていないアプリは消そうね。いっぱいつけてたら、今みたいに画面が止まって見れなくなるよ」「電波の設定をさわっちゃったみたいだね。直して見れるようにしたから、画面の上の方(スワイプして設定表示が出るため)触らないようにしようね」と、根本原因から導かれた再発防止策を子どもに教えることができます。
何でもかんでも「コンピュータがうごかない」=「バグった」と表現することは正しくない、と教えることも教育上の付加価値があります。「何もしてないのにパソコンが壊れた」などと言う大人にならないよう、動かない=理由がある、ということを幼少期から自然に教えることが大切だと思っています。
習慣3:家庭のさわがしさは、試験本番の「ノイズ耐性トレーニング」
集中して学習していても、わざわざ膝の上に登ってきてチップスターを食べ、粉まみれにしたあげく「ジュースまだ~?」と頼まれてもいないジュースを催促してくる……休日、日中の学習時間はじゃまされ放題です。「全然集中できない!」とイライラして学習をやめてしまうのではなく、本番試験でどんなノイズが発生しても耐えられるトレーニングだと思ってしまいましょう。
奇抜なファッション、きつい香水、激しい貧乏ゆすりで他を圧倒する受験者、外から聞こえてくる選挙演説や緊急車両……試験中に発生したノイズに集中力を削がれた経験、ありませんか?
でも子どもからのハチャメチャな干渉ほど大きなノイズは、試験中にはまず発生しないでしょう。なので、学習中における子どもの介入を多少無理してでも笑顔で「はいはい、今やるからね~」と受け流しつつ、頭の中で過去問を1問落とさずに解く、それをトレーニングだと思ってやってみる。そうすると空気を読まない要求にも毎回イライラしなくなるし、本試験を受ける際に他人が出す音などへ耐性が付きます。
実際、CBT形式で受験した情報セキュリティマネジメントの試験会場は開始時間・終了時間が個々人で異なるスタイルで、会場への出入りが頻繁に行われ、扉の開閉音や外からの声がかなりのノイズとして存在しました。しかし子どもノイズ耐性で集中力が強化されていたので、全く気になることはありませんでした!
子育てのエネルギーを資格取得の原動力へ
本記事で紹介したことは、正直なところ「言うは易し行うは難し」です。
でも子育てで毎日ママやパパをやっているエネルギーがあれば、少し頑張って実践してみると習慣としてできるようになります。
そのエネルギーをくれている存在もまた子ども、ですよね。
この記事が「子育てで忙しいけど、最近AIがすごいことになってるし、なんかITの勉強でもしてみたい……」、そう思っているママ・パパの背中を押せたら幸いです。
ITパスポートや情報セキュリティマネジメントの具体的な学習方法は過去記事で紹介していますので、気になった方はご一読をお願いいたします!


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