【漢字検定×IT】文系・漢字好きからITパスポートへの挑戦!漢字力でITの構造理解を一気に深める学習術

ITパスポート

漢字検定は「使える資格」です

漢字検定、取っても社会で評価されない、仕事では漢字を手書きしないし役に立たない。

そんな風に誤解されがちですが、漢字検定二級レベルの漢字力は「使える資格」です。

本記事では漢字検定二級合格、つまり常用漢字すべてを理解できる漢字力がITパスポートの勉強において心強い武器となることをご説明します。

初見文章の構造的理解が圧倒的に速い

私のITパスポート学習記では、テキストを用いない学習方法をご紹介しました。一方で文系初学者の方にはテキストによる体系的な学習も有効であることを述べました。

IT系テキストを読む時の最大の敵は、なんといってもこれでもかと襲いかかってくる初見の英略語(ISP,ISMS, DHCP, SMTP, POP3…)たちですが、実はIT特有であまり普段使わない漢字や熟語もまた多く初学者を混乱させることも事実です。

新規の英略語に加えて日常使いしない漢字や熟語まで出てくるので、テキスト学習は辛い作業になりがちです。しかし、漢字検定二級以上の漢字力とセンスがあればテキストの構造的な理解が圧倒的に速くなります!次にその具体例を示します。

IT特有の漢字や熟語

可用性

情報セキュリティマネジメントの三要素『機密性』『完全性』、そして『可用性』です。初見でこれらを丸暗記しようとしても『可用性』は日常使いしないため中々頭に残りません。

でも、漢字のセンスで考えれば一瞬で記憶に残ります。可用性いることを能にする質です。

取り扱う情報を、いつでも必要なときに使うことができる状態と理解してあげれば、他の要素と混同せず自然にスッと頭へ入っていきます。この熟語を分解して意味を構造的に理解することは、漢字検定二級の漢字力がある方なら無意識レベルで可能です。これがテキストを読み進める上で圧倒的なアドバンテージになります。

冗長化

ITでは一見「無駄な予備」をあえて用意して、メインのマシンが壊れても即座に予備へ切り替える仕組みとして出てきます。「」は「無駄・余分」を意味する漢字、それをける(たける)ので、余分なものを多くしておくこと、と理解できます。

脆弱性

配当レベルとしては漢字検定準一級ですが、超頻出の重要用語です。「きじゃくせい」と誤読されがちですが、漢字リテラシーの高い方なら「ぜいじゃくせい」と正しく読めますね。コンピュータのOS、ソフトウェア、ネットワークなどに存在する「セキュリティ上の欠陥や弱点」のことです。サイバー攻撃のニュースなどでもよく目にする熟語です。脆い(もろい)と訓読みするので、くて質、とそのまま理解できます。

危殆化

情報システムのセキュリティや暗号化技術が古くなったりして、安全性が損なわれることです。殆は訓読みで殆うい(あやうい)と読むため、なくてうい状態とすことと理解できますね。

『殆』は漢字検定準一級配当ですが、「ほとんど」をPCで変換したら現れるので、そこで見たことがある方も多いと思います。ど(ほとんど)なくなる、とこじつけて覚えることもできちゃうので私はそのニュアンスで覚えました(笑)

なお危殆化はITパスポートでも出題の可能性がありますが、情報セキュリティマネジメント試験においては必須の重要ワードです。

輻輳

ふくそう、と読みます。データがサーバなどに集中して混み合う状態を表す場合に使われます。わざわざこんな難しい漢字を使わなくても……と思ってしまいますが、テキストには当たり前のように出てきます

どちらも漢検一級レベルなので漢字単体の意味で分解して理解することは難しいですが、二級レベルの漢字力を持っていたら、二つの漢字の右側、「旁(つくり)」の部分を見て自然と「ふくそう」と読む、という脳内処理がごく自然にできてしまいます。

こんな難しい、というか日常で使わない熟語が出てきても、読み方で混乱することがないためテキストを読み進める際のハードルが下がります。

まとめ:漢字力はIT学習のタイパをアップします

このようにIT特有の熟語も漢字力があればテキストで毎回ひっかかることがなく、タイパの良い学習ができることは明白です。漢字検定二級や準一級を取った方、自信をもってIT入門の武器にしてください!

ITパスポートはITエンジニアのための資格ではありません。文系で漢字力のある方こそ広範な漢字リテラシーをITリテラシーに展開する絶好の機会になります。過去に漢検取ったけど役になってるのかなって思っている方、ITパスポートの受験、おすすめです!

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